日産自動車は11月9日、2023年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。販売台数は中国で減少したものの、北米や欧州、日本で大幅に増加し、売上高は3割増、営業利益は倍増となった。
第2四半期累計のグローバル販売台数は前年同期比3.3%増の162万2000台。売上高は同30.1%増の6兆0633億円、営業利益は同115.0%増の3367億円、経常利益は同109.6%増の4127億円、純利益は同359.4%増の2962億円となった。
中国の販売台数は、販売競争激化の影響と新エネルギー車へのさらなるシフトを受けて減少したが、北米や欧州、日本での販売台数は前年比で大きく増加。さらに、オペレーションの質の向上により、売上高と利益が大きく改善した。