スズキは8月4日、2023年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表。半導体不足緩和による販売台数増加や円安効果等により増収増益となった。
売上高は前年同期比13.7%増の1兆2089億円となり、3期連続増収、第1四半期で過去最高を記録。インフレ対応に伴う値上げ、インドでの新型SUV投入によるミックス改善効果、半導体不足に伴う減産影響緩和による販売台数増、為替影響等により増収となった。
営業利益は台数増、為替影響、売上構成変化等の改善、原価低減努力等により、固定費増、減価償却費増を吸収。同33.9%増の998億円で3期連続の増益となった。経常利益は同20.3%増の1080億円、四半期純利益は同15.1%増の671億円、ともに2期ぶりの増益となった。