損害保険ジャパンは、代理店委託契約を締結し、事故時の入庫紹介先の整備工場でもあったビッグモーターの自動車保険金不正請求に関して、社外弁護士による調査委員会を設置して真因分析した上で、必要な対策を実施すると発表した。
ビッグモーターが事故で入庫した車両を故意に傷つけるなどして修理費用をかさ上げして、保険金を不当に得ていた問題で、損害保険ジャパンは「厳粛に受け止めており、今後、関係当局を含め、このような不正請求を行ってきたビッグモーターへの厳正な対応を行う」としている。
ビッグモーターは社内調査で「損傷の作出」「損傷のない部位への修理作業の請求」「実際には施工しなかった作業の請求」「使用していない部品の請求」など、様々な自動車保険金の不正請求していたとの内容を公表。ビッグモーターは自動車を修理した顧客の修理費協定内容・修理内容について、調査を進めている。