クリーンエネルギー大国に学ぶ「脱炭素セミナー」、ベルギーのキーパーソンらが洋上風発や水素の現状と展望を語る

開会のあいさつをするヤン・ヤンボン氏
  • 開会のあいさつをするヤン・ヤンボン氏
  • 基調講演を行うニコ・フィーレンス氏
  • 基調講演を行うキム・デメイヤー氏
  • パネルディスカッション「ベルギーの洋上風力発電から学んだ教訓と新展開」の様子
  • パネルディスカッション水素技術の新たな展開」の様子
  • パネルディスカッション「水素インフラの課題と利用」の様子

ベルギー経済ミッションの一環として6日、ホテルオークラで「ベルギー・脱炭素セミナー」が行われた。ミッション主宰のアストリッド王女も列席のもと、同国の脱炭素分野に関わる行政や企業のキーパーソンが、洋上風力発電や水素の製造や輸送の現状と展望について語った。

冒頭のあいさつで、ヤン・ヤンボン フランダース政府首相が「戦後最大のエネルギー危機が訪れている」と語り、洋上風力発電のほか、水素やアンモニア、Eメタノールなどさまざまな持続可能なエネルギーについて触れた。また、廃棄物のリサイクルの重要性についても説き、同国では現在の70%から77.5%にリサイクル率を引き上げることを目標に取り組んでいることなどを紹介した。


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