国土交通省は、11月2日に車両安全対策検討会を開催し、自動車の安全基準の拡充・強化を中心に、自動車安全対策について検討する。
交通事故削減に向けて昨年6月、交通政策審議会陸上交通分科会自動車部会が「交通事故のない社会を目指した今後の車両安全のあり方に関する報告書」をまとめた。
「歩行者・自転車等利用者の安全確保」、「自動車乗員の安全確保」、「社会的背景を踏まえて重視すべき重大事故の防止」、「自動運転関連技術の活用・適正利用促進」を4つが柱。これによって2030年までに車両安全対策によって2020年比で30日以内交通事故死者数を1200人削減、重傷者数を1万1000人削減する交通事故削減目標に向けて、自動車の安全対策を推進していくとされた。