メルセデスベンツ、実質利益は14%増 2022年上半期決算

メルセデスベンツ EQS
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メルセデスベンツグループ(Mercedes-Benz Group、旧ダイムラー)は7月27日、2022年上半期(1~6月)の決算を発表した。14%の増益を達成している。

同社の発表によると、メルセデスベンツ乗用車とバンを含めて、グループ全体の売上高は、712億9800万ユーロ(約9兆8885億円)。前年同期の670億0600万ユーロに対して、6%増加した。

また、2022年上半期の調整後のEBIT(利払前・税引前利益)は、102億4000万ユーロ(約1兆4200億円)。前年同期の90億0500万ユーロに対して、14%の増益となった。

増益を達成したのは、世界的な半導体不足の影響を受ける中で、収益性の高い『Sクラス』をはじめとする上位モデルや、『EQS』などのEVを重視したのと、より一層のコスト削減を進めたのが大きい。

メルセデスベンツグループのオラ・ケレニウスCEOは、「不確実な環境の中で、強固な業績を達成した。ますます複雑化する経済などの課題に対処しながら、さらなる新型車を発売していく」と述べている。


《森脇稔》

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