“少しの背伸び”がケーブル選びのコツ[カーオーディオ“チョイスのコツ”]

“M&Mデザイン”のスピーカーケーブルを使用したオーディオカーの一例(製作ショップ:ガレージショウエイ<高知県>)。
  • “M&Mデザイン”のスピーカーケーブルを使用したオーディオカーの一例(製作ショップ:ガレージショウエイ<高知県>)。
  • “M&Mデザイン”のスピーカーケーブルを使用したオーディオカーの一例(製作ショップ:ガレージショウエイ<高知県>)。
  • “M&Mデザイン”のスピーカーケーブルを使用したオーディオカーの一例(製作ショップ:ガレージショウエイ<高知県>)。
  • スピーカーケーブルの一例(M&Mデザイン・SN-MS2500lll)。
  • ラインケーブルの一例(M&Mデザイン・SN-MA3000)。
  • パワーケーブルの一例(M&Mデザイン・SN-MP5400)。

どんな趣味でも、“道具選び”も楽しむべきポイントの1つとなる。カーオーディオでもそれは同じだ。なので当特集では、そこのところを満喫するためのコツをレクチャーしている。今回は、“ケーブル”選びの勘どころを説明していく。

なお当特集では毎回全国の有名カーオーディオ・プロショップに取材し、プロならではの視点で見たポイントを解説している。今回は高知県高知市の有名店、“ガレージショウエイ”に話を訊いた。さて、その話の中身とは…。

◆スピーカーを交換するなら、ケーブルも換えないともったいない!?

ところで“ガレージショウエイの代表を務める吉岡さんは、ケーブル&アクセサリーブランドの“M&Mデザイン”も運営している。なので今回は、プロショップとしてという視点に加えてケーブルブランドとしての立場からも選び方のコツを語ってもらった。

まずは吉岡さんに、ケーブルの重要度から教えてもらった。

「カーオーディオでは、スピーカーケーブル、ラインケーブル、パワーケーブル、デジタルケーブル、これら4タイプのケーブルが使われます。そしてどれも重要ですが、メインユニットの内蔵パワーアンプでスピーカーを鳴らしている場合、スピーカーケーブル以外はあまり使われません。なので今回は、主にスピーカーケーブルについてお話ししたいと思います。

なお、音への影響がもっとも大きいのはスピーカーケーブルだと考えています。そうであることはテストによって確認しました。その理由は、増幅した後の信号を流すケーブルだからだと思います。流れる信号の量が多いので、伝送ロスが起こる場合にはロスする量も多くなってしまうのでしょう。

ところで、スピーカー交換をされてもスピーカーケーブルは純正品がそのまま使われることも少なくありませんが、それでは交換したスピーカーの性能を引き出し切れません。せっかく良いスピーカーをお使いになるのなら、ケーブルも交換されることをお薦めしたいですね」

“M&Mデザイン”のスピーカーケーブルを使用したオーディオカーの一例(製作ショップ:ガレージショウエイ<高知県>)。“M&Mデザイン”のスピーカーケーブルを使用したオーディオカーの一例(製作ショップ:ガレージショウエイ<高知県>)。

◆スピーカーケーブルだけを換える、という作戦もアリ!?

「ちなみに以前、メインユニットもスピーカーも純正のままで、スピーカーケーブルだけを交換された方がいらっしゃいました。その方のおクルマは純正オーディオがいわゆる“マルチシステム”だったんです。なので純正状態でサウンドチューニングが成されていてしかもその設定は変えられませんから、となると音を良くするにはプロセッサーの導入がマストになります。それならケーブル交換の方が手っ取り早い、そういう結論に達したんです。

いざ実行してみると、驚くほど良くなりました。私自身もびっくりしました。ケーブルの重要性を改めて思い知らされました」

続いては、ケーブル選びのコツを訊いた。

「ホームオーディオでもカーオーディオでも、基本的にケーブルは購入する際に試聴できません。またスペックから性能を読み取ることも難しく、選択は簡単ではありません。ただ、1つはっきりしていることがあります。それは、グレードが上がれば性能も上がる、ということです。

なおグレード間の性能格差は、低価格帯の製品ほど開きます。例えば1mあたり500円のスピーカーケーブルと1000円のモデルとでは価格が倍違いますので性能差も相応に開きます。さらに3000円のモデルともなると、500円のモデルと比べてガラリと音が良くなります」

スピーカーケーブルの一例(M&Mデザイン・SN-MS2500lll)。スピーカーケーブルの一例(M&Mデザイン・SN-MS2500lll)。

◆ミドルグレードのモデルにまで手を伸ばせば、大きな満足が得られる!

「“M&Mデザイン”のモデルでいうと、スピーカーケーブルでは『SN-MS1800』(税抜価格:1500円/1m)までに手を伸ばされると、大きな満足度が得られるはずです。

使用されているスピーカーが低価格のモデルであっても、このクラスのケーブルを使っていただきたいと思っています。例えば価格が3万円のスピーカーに対してはオーバースペックだと思われることがありますが、使ってみると3万円のスピーカーが6万円のスピーカーであるかのようなポテンシャルを発揮します。使う価値は大きいです。

さらにお薦めなのは、それよりも2グレード上の『SN-MS5500』(税抜価格:4800円/1m)です。これなら、後にスピーカーをハイエンドモデルに交換した際にも、そのまま使っていただけますし。

ところで、もしもお近くのカーオーディオ・プロショップ等でケーブルの試聴会が開催されるという情報を掴んだら、その機会は逃すべきではないと思います。先ほども申し上げましたが、普段はケーブルの試聴は行えませんから、貴重な経験になるはずです。

そのようなチャンスを活かしたり、あとはいろいろと試しながら経験則を積まれると良いと思います。そうしてご自分の好みに合うモデルを、じっくりと探していただきたいですね。

お近くでしたらぜひお気軽にお越しください。ケーブル以外についてもさまざまなご提案ができると思います。お待ちしています」


《太田祥三》

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