SDVが自動車業界にもたらすインパクトとは

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「CASE」に代表されるように自動車に求められる機能は拡大し続けている。各メーカーで開発競争が進んでいる中、開発を効率化し、自動車産業の新たな発展に寄与するとして期待されているのがSDV(Software Defined Vehicle)という概念だ。

自動車の組み込みシステムの開発に取り組むETASはSDVソフトウェアの開発支援ツールを提供することで、自動車開発における新たなエコシステムの形成を目指す。

ハードからソフトへ、自動車開発の軸に変化

コネクテッドの分野においては、パワートレインや運転システム、インフォテイメントなど様々なシステムを電子制御ユニット(ECU)が制御しており、搭載数が増加している。これに伴い、ECUの機能をサポートするためのソフトウェアもより複雑化している。

さらに、昨今のバリューチェーンの変化によりハードウェアの標準化が加速している今、将来的にはソフトウェアが付加価値を決定する要因となることが予測されており、コネクテッドカーの普及とともにクルマのソフトウェアを常に最新のものにアップデートする必要が出てくる。これに伴い、従来のハードウェア中心からソフトウェア中心へと自動車開発の軸がシフトしている。そこで注目されているのが、クルマの進化がソフトウェアによって実現されるという新たな概念SDVだ。


《保知 明美》

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