JR九州は7月5日、指定席券売機のタッチレス操作へ向けた実証実験を7月6日10時から開始すると発表した。
これはコロナ禍における「安全・安心に駅・列車をご利用いただくための取り組み」として行なわれるもので、博多駅(福岡市博多区)の在来線中央改札口横「みどりの窓口」にある既存の指定席券売機1台に、指先を数cm浮かせても画面の接触を感知するタッチレスセンサーを追加するとしており、約2カ月間実施される。
この実証実験は鉄道情報システムの協力により実施されるが、JR西日本でも7月2日から新大阪駅(大阪市淀川区)東口にある「みどりの券売機」1台で始まっている。
ちなみにタッチレスセンサーについては、2021年3月、新日本無線(東京都中央区)が自動販売機や券売機向けに、高出力の赤外LEDと受光ICを搭載した反射型センサーのサンプル配布を発表している。