タッチレス券売機の実証実験…センサーで接触感染防止 JR九州で7月6日から

JR九州のタッチレス指定席券売機。博多駅に1台設置される。
  • JR九州のタッチレス指定席券売機。博多駅に1台設置される。
  • タッチレスセンサーの概要。
  • 先にタッチレスセンサーの実証実験が行なわれているJR西日本の「みどりの券売機」。
  • 新日本無線が開発したタッチレスセンサー「NJL5830R」。ボタンが複数ある装置や屋外設置されている装置に最適としている。
  • 博多駅

JR九州は7月5日、指定席券売機のタッチレス操作へ向けた実証実験を7月6日10時から開始すると発表した。

これはコロナ禍における「安全・安心に駅・列車をご利用いただくための取り組み」として行なわれるもので、博多駅(福岡市博多区)の在来線中央改札口横「みどりの窓口」にある既存の指定席券売機1台に、指先を数cm浮かせても画面の接触を感知するタッチレスセンサーを追加するとしており、約2カ月間実施される。

この実証実験は鉄道情報システムの協力により実施されるが、JR西日本でも7月2日から新大阪駅(大阪市淀川区)東口にある「みどりの券売機」1台で始まっている。

ちなみにタッチレスセンサーについては、2021年3月、新日本無線(東京都中央区)が自動販売機や券売機向けに、高出力の赤外LEDと受光ICを搭載した反射型センサーのサンプル配布を発表している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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