仙台市地下鉄の新型車両、ウェブ投票でデザインを決定へ… 南北線に2024年導入の「3000系」

現行車両を受け継いだ「くの字」スタイルで、ラインとライトが一体化した前面デザインが特徴のA案「南北線車両からの進化」。
  • 現行車両を受け継いだ「くの字」スタイルで、ラインとライトが一体化した前面デザインが特徴のA案「南北線車両からの進化」。
  • 先頭形状が緩やかにカーブし、正方形のライトとワンポイント的なアクセントが特徴のB案「シンプルで優しい」。
  • ライトが丸型で、仙台市電をモチーフにしたラインを前面に施した、丸みのあるデザインのC案「懐かしくて新しい」。
  • 現行の南北線用1000N系。東西線用が2000系となっているため、南北線用の新型車両は「3000系」となる。

仙台市地下鉄南北線・東西線を運営する仙台市交通局は2月24日、南北線(泉中央~仙台~富沢)へ2024年に導入を予定している新型車両「3000系」のデザイン案を明らかにした。

現在同線では、1987年7月の開業時に登場した1000系に、2013年度までにVVVFインバータ化などのリニューアルを施した1000N系4両編成21本が運用されている。

その1000系に次いで導入される3000系のデザイン案は、「南北線車両からの進化」と題したA案、「シンプルで優しい」と題したB案、「懐かしくて新しい」と題したC案が提示されており、3月9~29日にはこれら3案をウェブサイト上で選ぶ投票を実施。5月に結果が発表される予定。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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