パナソニック ゴリラ 新型、全国を市街地図で100%カバー 業界初

市街地図表示を全国へと広げた新型ゴリラ(写真は最上位のG1400V)
  • 市街地図表示を全国へと広げた新型ゴリラ(写真は最上位のG1400V)
  • 最上位のG1400V。地図データの無料更新とVICS WIDEにシリーズ唯一対応している
  • 7型画面サイズを備えたG740。お得に大きな画面でナビを楽しみたい人向け
  • 最廉価の5型画面のG540。携帯性も高く、手軽に持ち出せる
  • <愛媛県北宇和郡松野町>19年モデルでは市街地図が表示できていなかった
  • <愛媛県北宇和郡松野町>20年モデルでは市街地図だけでなく、河川内の島まで表現されている
  • 安全・安心サポート機能として道路標識に対応した警告を実施
  • カラー舗装の表示にも対応したことでルート案内がよりわかりやすくなっている

パナソニックは5月12日、今も根強い人気を獲得しているSSDカーナビゲーション『ゴリラ』の2020年モデルを発表した。7型機は無料地図更新付きのCN-G1400VDと無料地図更新なしのCN-G740D、5型機はCN-G540Dの計3機種。発売はいずれも6月を予定する。

ゴリラは今年で発売25周年を迎え、累計出荷台数は529万台を突破。スマートフォンを使ったカーナビ用アプリが伸張する中で、今もなお根強い人気を保ち続けている。その背景にあるのが、専用機ならではの基本性能の高さと、簡単かつ使いやすい操作性だ。エンジン起動と同時にナビが使える状態となり、加えてスマートフォンで使うナビにはない様々な安全アシスト機能が備わる。この総合的な使いやすさと安心感がゴリラを支えているのだ。

2020年モデルではその安心感に加えて、新たに全国を市街地図で100%カバーし、上位機に搭載される無料の地図更新は3年に1度の全更新にまで対象を広げたのがポイントとなる。

これまでのゴリラでも市街地図は1295都市で実現していたわけだが、2020年モデルではこれを1741都市へと拡大。カーナビで初めて、都市部だけでなく全国津々浦々、どこまで行っても建物の位置までも確認できるようになったのだ。サンプルの地図を見るとそのメリットは一目瞭然。家形図が一軒ずつ表示されるのはもちろん、たとえば河川内にある“島”までも正確に描かれている。少なくともこれらがより正確に把握できることで、現在地の情報確認が一段としやすくなるのだ。

地図更新では最上位機(G1400V)に搭載される最大3年間の無料更新が、これまでの2か月に一度の差分更新だけでなく、3年間に1度だけの「全地図更新」にまで広げられた。これにより、全国市街地図やガイドブック情報を含めた更新までが無料で行えるようになったのだ。使い方としては、通常は差分更新で道路地図や音声案内、案内画像、逆走検知データを更新しておき、3年の無料更新期限が近づいたところで全地図更新を行うのがいい。これによって、3年後も最新地図のカーナビゲーションとして使い続けられる。

もちろん、2020年モデルもこれまでと同様に充実したルート案内機能や、ドライブ中のヒヤリハットを注意喚起する安全・安心運転サポート機能を搭載している。リアルな交差点拡大図やピクトグラムに対応した方面案内看板、リアルな3D交差点拡大図など、充実した案内機能を標準装備。安全・安心機能では、見落としがちな道路標識情報や逆走を検知して警告する機能を備え、別売のリアビューカメラにも対応(G1400Vのみ)するなど、その充実した機能はどのスマートフォンで使うナビアプリよりも上回っていると言っていいだろう。

最後に見逃せないのが、FM-VICSだけで充実した交通情報が得られる「VICS WIDE」にも対応ししていることだ。これは渋滞を回避したルート案内を行う「スイテルート案内」が可能となるもので、ポイントはこれが周辺機器なしに実現できていることだ。さらに関東エリア1と6県では、現在、実証実験として実施されているプローブ情報の活用ができる。これによって、従来をはるかに超えたルートの最適化や到着予想時刻のズレ改善が期待できるのだ。もちろん、高精度な現在地測位を実現する「Gロケーション」にも対応し、車速パルスなしでも安定した測位を可能にしている。これらを含め、スマートフォンでは得られないメリットを新型ゴリラは備えていると言っていいだろう。

価格はいずれもオープンだが、想定売価はCN-G1400VDが6万6000円前後、CN-G740Dが5万5000円前後、CN-G540Dが4万円前後(いずれも税込)。

《会田肇》

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