VW シャラン が移動オフィスに、新型コロナでのテレワークを支援

フォルクスワーゲン・シャラン(欧州仕様)
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フォルクスワーゲンは4月15日、ミニバンの『シャラン』(Volkswagen Sharan)の欧州仕様車が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響によるテレワークを支援する移動オフィスになる、と発表した。

欧州では現在、新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの人々が自宅で仕事をしている。しかし、在宅勤務は、仕事に集中できない場合もある。フォルクスワーゲンによると、シャランの室内は、集中して仕事を行うための最良のソリューションになる可能性があるという。

シャランの欧州仕様車では、車内のWi-Fiホットスポット化またはLTE通信により、インターネットに接続できる。これにより、メールの送受信やテレビ会議が行える。

さらに、USBポートと、リアセンターコンソールにオプションの230ボルトソケットを備えており、ノートパソコンやスマートフォンを充電できる。「We Connect Go」アプリを利用すれば、車のバッテリー残量が正確に分かる。

また、全長4850mm、全幅1900mmのシャランの室内は、すぐに移動オフィスとして使える柔軟性を持つ。ノートパソコンをひざの上に置きたくない場合は、中央の折りたたみシートに置くか、前席に取り付けられた折りたたみテーブルの1つをデスクとして活用できる。3列の座席構成のおかげで、どの座席をオフィスチェア、どの座席をデスクとして使用するか、自由に選択できる。

カップホルダーには、コーヒーカップやペットボトルが収まる。書類は、ドアトリム、グローブボックス、折りたたみ式の助手席サイドポケットに収まるので、いつでも手の届くところにある。パノラマサンルーフから空を眺めながら、電話会議に参加することもできる、としている。

《森脇稔》

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