世界基準の走りと日本のギミック、バンテック V670…ジャパンキャンピングカーショー2020

VANTECHのフラッグシップモデル「V670」
  • VANTECHのフラッグシップモデル「V670」
  • FIATベースながら当然右ハンドル左エントランス。
  • 外部収納もVANTECHの人気アイテム。ただ、カムロードベースのモデルに比べて奥行きは少なめ。しかしそれはシャーシ幅の広さを物語っている。そしてサイズが小さい分、複数個所用意される。
  • 電子カーテン。旅客機の窓のようなエントランス。外の景気を見たいとき、プライ場s-を守りたいとき。切り替えはスイッチ一つ。
  • タイヤはミシュランAGILIS。もちろんキャンピングカー専用CP規格だ。
  • 家庭用エアコンが標準装備のDUCATOベースキャンパーは少ない。ベッドルームの上にはスターリースカイルーフが。星空を眺めながらの就寝も可能だ。
  • 日本ベッド製マットレス。
  • マルチコントロールパネル。水の残量や、照明のスイッチなどがすべてここから操作できる。

ジャパンキャンピングカーショー2020のVANTECH(バンテック)ブースではフラッグシップ『V670』が展示された。同社が多くベースに採用するトヨタ『カムロード』(キャンピングカー用シャーシ)ではなく、フィアットのバン、『ドゥカト』をベースにしている。

6700mmの全長に合わせて専用シャーシをオーダー。まさにこのクルマの為の専用設計なのだという。「カムロードベースでは数々の提案はしてきました。そのノウハウを生かし、カムロードではなし得なかったものを作っていこう、と」(担当者)。

「ワイドトレッドで走りの良さも格別です。9速のトルクコンバーターを採用し、重量級のキャンピングカーには適しています。そこに私たちが持っているキャブコンづくりのノウハウを盛り込みました」

《中込健太郎》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集