BMWグループ(BMW Group)は11月21日、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)向けの次世代バッテリーを調達する新契約を締結した、と発表した。
BMWグループは2019年6月、2025年までに25の電動車両を発売するという電動化目標を2年前倒しして、2023年までに達成すると発表した。
25車種のうち、12車種はEVとなる予定だ。残りの13車種については、プラグインハイブリッド車(PHV)やハイブリッド車になる。
具体的には、2019年7月にMINI「ハッチバック」のEV、MINI『クーパーS E』を発表した。2020年には、BMWブランド初の市販EVとして、『X3』ベースの『iX3』を導入する。2021年には、新型EVのBMW 『iNEXT』や『i4』を投入していく。
BMWグループは今回、EVやPHV向け次世代バッテリーを調達する新契約を締結した。中国のCATLから73億ユーロ分、韓国のサムスンSDIから29億ユーロ分、総額102億ユーロ分のバッテリーを調達し、電動化を促進する、としている。