BMWの第4世代のPHV、EVモードの航続は最大80km…2019年内に発売へ

新型BMW 3シリーズ セダンのPHV、330eセダン
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BMWグループ(BMW Group)は、ドイツで開催した2019年第1四半期(1~3月)決算発表において、2019年内に第4世代の電動パワートレインを搭載するプラグインハイブリッド車(PHV)を、BMWブランドから発売すると発表した。

BMWブランドでは現在、『2シリーズ アクティブ ツアラー』、『3シリーズ』、『5シリーズ』、『7シリーズ』、『X5』、『X3』などに、PHVを用意している。

例えば、新型『3シリーズセダン』のPHV、「330eセダン」では、最新世代の「BMW eドライブ」技術を搭載する。2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ+モーターのPHVシステム全体で、252hpのパワーと42.8kgmのトルクを引き出す。

新型では「エクストラブースト」モードを採用する。これは、システム全体のパワーを一時的に41hp引き上げ、293hpとするモードだ。この効果で、0~100km/h加速6秒、最高速230km/hの性能を実現する。

また、第4世代の電動パワートレインを搭載するPHVは、バッテリー(二次電池)の蓄電容量を引き上げているのが特長だ。BMWは、EVモードの航続は最大で80kmに到達する、としている。

《森脇稔》

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