社用車の交通違反を管理者に即時通知、無事故プログラムDRに新機能 日本ユニシス

AIアルゴリズムが走行中のカメラ映像から赤信号、速度標識、一時停止標識をリアルタイムで検知し、交通違反の疑いのある運転を自動で判断して管理者へ映像付きのメールを通知する
  • AIアルゴリズムが走行中のカメラ映像から赤信号、速度標識、一時停止標識をリアルタイムで検知し、交通違反の疑いのある運転を自動で判断して管理者へ映像付きのメールを通知する
  • 信号・道路標識を検知した際のイメージ

日本ユニシスは、法人向け通信型ドライブレコーダー「無事故プログラムDR」に交通違反を即時通知する新機能を追加し、2月1日から提供を開始する。

日本ユニシスは交通事故撲滅に向け、ドライブレコーダー×ITで社用車の安全運転を支援する「無事故プログラムDR」を2009年から提供。現在、約1200社5万台の販売実績がある。同社では、信号無視や速度違反といった累犯性の高い違反を起こすドライバーは事故を起こす可能性が高い点に着目。ドライブレコーダーをキーとした違反運転検知の取り組みを進めてきた。

新機能は、AIアルゴリズムで走行中のカメラ映像から赤信号、速度標識、一時停止標識をリアルタイムで検知し、交通違反の疑いのある運転を自動で判断して管理者へ映像付きのメールを通知するというもの。

新サービスでは、交通違反の疑いのある運転だけをドライブレコーダーが自動で見極めて即時通知。企業の管理者は届いたメールの映像を見るだけで社員の運転の見える化、指導ができるようになる。

日本ユニシスは、今回の新機能提供で得た知見やノウハウを、AI関連サービス体系「Rinza」と連携させ、安全運転啓蒙、モビリティ分野などでの実用化を検討していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集