ドゥカティ ムルティストラーダ950S、DQSを採用…EICMA 2018

ドゥカティ・ムルティストラーダ 950S(EICMA 2018)
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ドゥカティは「ミラノモーターサイクルショー2018」(EICMA 2018)において、『ムルティストラーダ950S』(Ducati Multistrada 950 S)をワールドプレミアした。

ドゥカティは2年前のEICMA 2016において、『ムルティストラーダ950』を発表した。ドゥカティの多目的バイク、「ムルティストラーダ」シリーズのミドルクラスが、ムルティストラーダ950となる。今回、デビューから2年が経過し、アップデート版となるムルティストラーダ950Sが、EICMA 2018で初公開されている。

ムルティストラーダ950Sでは、「DQS」(ドゥカティ・クイック・シフト・アップ&ダウン)を新採用した。ギアシフトの時間を最小限に抑え、クラッチを使用せずにシフトダウンを行い、さらに効果的なブレーキングを可能にする。

システムは両サイドマイクロスイッチがレバー運動システムに搭載されており、ギアチェンジの度に中心制御コントロールシステム「デスモセディチ・ストラダーレ」に信号を送る。フルライド・バイ・ワイヤーシステムのおかげで、シフトアップの点火進角や噴射の作動、シフトダウンのスロットルバルブ開度のコントロールを統合しながら、ギアのアップダウンを行う。

この他、「ドゥカティ・スカイフック・サスペンション」、フルLEDヘッドライト、カラーTFTディスプレイ、ハンズフリーシステム、クルーズコントロールなどを新採用した。ボッシュ製の「コーナリングABS」はコーナリング中の急制動でも車輪がロックせず、アクティブな安全性を向上させる、としている。

《森脇稔》

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