電柱を宅配ロッカーに利用 関西電力など

電柱吊宅配ロッカー
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関西電力、フルタイムシステム、日本ネットワークサポートの3社は「電柱吊宅配ロッカーサービス」を試行する。電柱を宅配ロッカーの設置箇所として活用するのは全国で初めて。

今回の試行実施は、関西電力がオープンイノベーションの取り組みとして2016年11月から12月にかけて開催した、電柱を活用したビジネスアイデアコンテスト「デンチューン!! 電柱の新たな未来」で創出されたアイデアを参考に事業化を目指すもの。

京都府精華町内にあるマンションの3カ所の敷地内および敷地隣接歩道上に設置されている電柱に、フルタイムシステムが電柱吊専用に開発した宅配ロッカーを、日本ネットワークサポート製の専用支持具を用いて設置し、マンション住民のサービス登録者に利用してもらう。

設置場所の要件として、マンション棟内に設置スペースがない、マンション敷地内(付近)に電柱がある、宅配ロッカーの設置が通行等他要件の支障にならない、がある。

関西電力が主宰となり、フルタイムシステム、日本ネットワークサポートと連携し、京都府精華町、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の協力下で行う。

今後、利用回数を確認するなど、事業性評価を行うとともに、その結果を踏まえて、今後のサービスの事業化を検討する。関西電力、フルタイムシステム、日本ネットワークサポートの3社は、サービスを通じて宅配ロッカーの普及を後押しすることで、宅配物の再配達を低減、環境負荷低減や地域社会の発展に貢献していく。

《レスポンス編集部》

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