日産米国販売6%減の112万台、SUVは過去最高 2018年1-9月

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日産自動車(Nissan)の米国法人、北米日産は10月2日、2018年1~9月の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は112万4682台。前年同期比は6%減だった。

全販売台数112万4682台のうち、乗用車は前年同期比16%減の47万2719台と減少傾向。一方、SUVなどのライトトラックは、前年同期比2.9%増の65万1963台と過去最高を達成する。

日産ブランドの1~9月実績は、101万9433台。前年同期比は5.8%のマイナス。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:『ティアナ』)が、16万6599台。前年同期比は16.6%減と、2桁の落ち込み。『セントラ』は16万5147台を販売。前年同期比は0.3%減と後退した。『ヴァーサ』は5万8083台にとどまり、前年同期比は29.9%減。最上級セダンの『マキシマ』は、前年同期比36.2%減の3万1702台と減少傾向にある。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』(『エクストレイル』の兄弟車)が、30万9979台を販売。前年同月比は4.4%増と、改良新型の販売が好調。中型SUVの『パスファインダー』は、18.7%減の5万0152台。フルサイズピックアップトラックの『タイタン』は、6.4%増の3万7839台と回復した。

日産自動車の2017年の米国新車販売は、159万3464台と新記録を達成。前年比は1.9%増だった。

《森脇稔》

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