タイヤをはじめ、世界有数の自動車部品サプライヤーとして知られるドイツのコンチネンタルは、2018年第1四半期(1~3月)の決算を発表した。
同社の発表によると、売上高は110億1270万ユーロ(約1兆4545億円)。前年同期の109億9900万ユーロに対して、0.1%増加した。
一方、2018年第1四半期の調整後の利益は、10億5890万ユーロ(約1400億円)。前年同期の11億6390万ユーロに対して、9%の減益となっている。
減益となった主な要因は、為替相場の影響。そんな中、オートモーティブグループは第1四半期、過去最高の前年同期比15%増の110億ユーロを受注。とくに、先進運転支援システム(ADAS)向けのセンサーが好調という。
コンチネンタル取締役会のエルマー・デゲンハート会長は、「コンチネンタルは期待通りに、堅実な成長で新しい事業年度をスタートした」と語っている。