JR東日本、2018年度以降の新造車すべてに車内防犯カメラ…一部の既存車両にも設置へ

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E353系には、E657系と同様、各デッキに2台の防犯カメラがあるが、今冬以降は87両すべてに車内防犯カメラが設置される。
  • E353系には、E657系と同様、各デッキに2台の防犯カメラがあるが、今冬以降は87両すべてに車内防犯カメラが設置される。
  • E259系、E353系、E657系に設置される車内防犯カメラの位置。各車2つずつ設置される。

JR東日本は4月3日、今年度以降に実施する車内防犯カメラの設置計画を明らかにした。

JR東日本では、2015年11月に登場した山手線用の新型電車E235系に対して、今年春頃から車内防犯カメラの設置を進めるが、「さらなるセキュリティレベル向上のため」として、今年度以降に新造する旅客用車両すべてに車内防犯カメラが設置されることになった。

また、既存の一部車両にも車内防犯カメラが設置され、特急『成田エクスプレス』で運用しているE259系特急型電車では2019年度春以降、中央本線の特急『スーパーあずさ』などで運用しているE353系特急型電車と常磐線の特急『ひたち』『ときわ』などで運用しているE657系特急型電車では、2018年度冬以降に順次設置する予定。

なお、車内防犯カメラの設置に際しては、カメラが作動中であることを示すステッカーを掲出するとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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