ドイツに本拠を置く自動車部品大手、コンチネンタルは8月8日、特殊な照明効果によってドライバーに危険警告を行う半透明の内装素材を開発した、と発表した。
この内装素材は、「Acella Hylite」と呼ばれるもの。半透明の素材で、特殊な照明効果を組み合わせることにより、例えば、センターコンソール部分に警告サインを大きく表示したり、素材表面全体の色を変えて、ドライバーに危険を明確に伝えたりすることができるという。
「疲労や危険な交通状況が発生した場合、(内装材の)表面の色が変わると、ドライバーの意識レベルが再び上昇する可能性がある」と、コンチネンタルのJens Junemann氏は語る。
また、このAcella Hylite素材は、将来の自動運転車の内装素材としても、重要な役割を果たすことが期待されているという。