米国の自動車最大手、GMは4月28日、2017年第1四半期(1~3月)の決算を明らかにした。
同社の発表によると、売上高は412億ドル(約4兆5945億円)。前年同期の372億6500万ドルに対して、10.6%増と伸びる。
また、第1四半期の純利益は、26億0800万ドル(約2910億円)と、第1四半期としては過去最高。前年同期の19億5300万ドルに対して、33.5%増の大幅な増益となった。
大幅な増益となった背景は、地元の米国市場における新車販売が好調だったため。とくに、利益率の高いSUVやピックアップトラックなどの大型車の販売が増えている。
GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「第1四半期の業績は、収益性の高い成長と、GMの収益力を反映したもの」と述べている。