業界最速、メキシコ向け航空混載サービス…日本発翌日早朝に到着

自動車 ビジネス 企業動向
「メキシカンイーグルライナーミッドナイトエクスプレス」サービス
  • 「メキシカンイーグルライナーミッドナイトエクスプレス」サービス
  • 「メキシカンイーグルライナーミッドナイトエクスプレス」サービス

日本通運は、日本発メキシコ向け航空混載サービス「メキシカンイーグルライナー」シリーズを拡充し、航空貨物輸送では業界最速となるメキシコシティ・グアダラハラ向けハイスピード商品「メキシカンイーグルライナーミッドナイトエクスプレス」を発売開始した。

メキシコは、中央高原地域を中心に日系企業をはじめ世界の自動車関連企業の進出が進んでいる。これに伴って日本からの部材や試作品の緊急輸送需要が増加している。

海外への緊急輸送では、自社社員か委託先スタッフが荷物と同じ航空機に乗り、手荷物または預け入れ貨物として到着空港での通関を行う「ハンドキャリー」と呼ばれるサービスが一般的だが、往復に要する時間や旅客費用などが課題となっている。

同社では、フォワーダー業者として唯一、羽田空港内に国内・国際貨物の双方を取り扱う作業拠点を運営しており、国内線で到着した国際貨物を空港内で仕分け、そのまま国際線へ積み込むことが可能。この利点を最大限に活用し、国内各地から発送された荷物を、当日深夜の羽田発ロサンゼルス向けの便に積み込む。

また、ロサンゼルスでも自社グループで到着貨物の仕分・転送を行うため、到着当日のメキシコ向け航空便での発送が可能。メキシコ到着後も、メキシコ日通によって国内配送手配が可能となる。

サービスは、羽田空港発ロサンゼルス向け深夜フライト活用と、自社によるロサンゼルスでの転送作業により、出荷日の翌日早朝にメキシコシティ・グアダラハラ空港到着を保証する。羽田空港内の自社保税上屋に19時30分までに搬入された貨物は、当日フライトに搭載、翌日早朝にメキシコシティとグアダラハラ空港に到着する。国内航空ネットワークが充実している羽田空港の利用により、全国各地で利用できる。

運賃は、空港間運賃でハンドキャリーの半額から3分の1程度となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集