KYB、通期予想を上方修正…四輪用ショック好調 中間決算

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KYB(カヤバ工業)は11月7日、2016年4-9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は1729億2900万円(前年同期比-3.8%)、営業利益は68億7300万円(前年同期は1億7900万円の赤字)、税引前利益は68億0200万円(同5億5600万円の赤字)、純利益(親会社の所有者に帰属)は56億1500万円(同31億2700万円の赤字)となった。

自動車向け製品販売は堅調に推移したが、円高による為替影響等により減収。最終損益は、前年同期は米国独占禁止法違反に関連し、特別損失74億4000万円を計上していたため31億2700万円の赤字だったが、今期は56億1500万円の黒字となった。

通期連結業績見通しは、建設機械向け油圧機器や四輪車用油圧緩衝器を中心とするAC(オートモーティブコンポーネンツ)事業が底堅く推移する見通しであることを織り込み、上方修正。売上高3480億円(前回予想比+20億円)、営業利益154億円(+16億円)、税引前利益148億円(+19億円)、純利益110億円(+18億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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