オートバックス、営業益6割減…カー用品販売不振・粗利低下 中間決算

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オートバックス(参考画像)
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オートバックスセブンは10月31日、2016年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高948億2000万円(前年同期比-3.9%)、営業利益9億8800万円(-60.4%)、経常利益15億6300万円(-50.0%)、純利益(親会社株主に帰属)は7億1400万円(-56.0%)だった。

カー用品販売は軽自動車の販売不振の影響を受け、タイヤ・ホイール、車内アクセサリー、カーナビの売上が減少。また前年度スタッドレスタイヤの販売が不振だったこともあり、ノーマルタイヤへの履き替え需要も低迷した。加えて、これらの商品群の粗利率低下や、ロジスティクスセンターの設備入れ替えにより、販売費および一般管理費が増加し、収益を圧迫した。

車検・整備は、車検実施台数が同0.1%増の約29万6000台。車買取・販売では、オートオークションなど、中古車販売業者向けが伸びて同6.1%増の約1万3600台となった。海外事業は、経済の低迷や自然災害など外的要因が重なったフランスが不振だった。

通期業績見通しについては、引き続き厳しい事業環境が続くことから、10月28日に下方修正を発表。売上高を2067億円(前回予想比-82億円)、営業利益は52億円(-28億円)、経常利益は62億円(-27億円)、純利益は37億円(-21億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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