ルノー日産の傘下で、ロシア自動車最大手のアフトワズは7月28日、2016年上半期(1‐6月)の決算を公表した。
同社の発表によると、上半期の売上高は、871億ルーブル(約1350億円)。前年同期比は5%減だった。これは、ロシア新車市場の縮小の影響。
一方、上半期の最終損益は、27億6000万ルーブル(約43億円)の赤字。上半期としては、2013年から4期連続で、赤字を計上している。
上半期のロシア新車販売台数は、12万4353台。前年同期比は11.6%のマイナスだった。それでも市場シェアは19.8%と、前年同期に対して、0.8ポイント上昇した。
アフトワズは、「さらなるコスト削減を強力に進めていく」とコメントしている。