マツダの主力車種、『CX-3』と『CX-5』。両車を含む4車種が、米国でリコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。マツダの米国法人、北米マツダから、CX-3、CX-5、『CX-9』、『マツダ2』(日本名:『デミオ』)のリコールの届け出を受けた、と公表している。
今回のリコールは、ステアリング系統の不具合が原因。NHTSAによると、フロントストラットとステアリングナックルとを固定するボルトが緩み、両者が外れた場合、操舵不能に陥る恐れがあるという。
米国でリコールの対象となるのは、CX-3が2016年モデル、CX-5が2014-2016年モデル、CX-9が2013-2015年モデル、デミオが2013-2014年モデル。4車種合計で、578台がリコールに該当する。
北米マツダは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、ボルトを交換し、正しく締めるリコール作業を行うとしている。