全国の主要空港にボディスキャナー導入へ…検査時間は平均80秒

航空 行政
成田空港 第2旅客ターミナル(参考画像)
  • 成田空港 第2旅客ターミナル(参考画像)
国土交通省は、2016年度から全国の主要空港に、先進的なボディスキャナーを順次導入する。

国際組織犯罪等・国際テロ対策推進本部が昨年5月、「邦人殺害テロ事件等を受けたテロ対策の強化について」が決定、空港に先進的な保安検査機器導入によって保安検査を高度化することが盛り込まれた。

航空局では、保安検査を厳格化しながら旅客流動の円滑化にも配慮するため、海外で導入が進む先進的なボディスキャナー導入を検討するため、昨年10月から12月まで、関西、成田、羽田の3空港で先進的なボディスキャナーの運用評価試験を実施した。

ボディスキャナー検査を受けた乗客は3空港合計で1万7765人で、先進的なボディスキャナーの場合、検査時間が平均約80秒だった。

ボディスキャナー検査を受けてアンケートに答えた2509人のうち、満足・おおむね満足と回答した人が70%だった。

ボディスキャナーによる検査が初めての乗客がほとんどだったこともあり、説明に相当の時間を要した。このため、今後は保安検査を受ける前に、上着を脱いで、ポケットの中の所持品を出すことや、保安検査を受けるときの姿勢(機種によって静止または回転)についての周知方法を工夫し、検査の効率化や時間短縮を図る。

これらの結果を踏まえ、国交省では、2016年度から全国の主要空港に順次導入していく。
《レスポンス編集部》

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