ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは1月11日、2015年の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、前年比19%増の22万5121台と過去最高。5年連続で販売記録を更新した。
2015年は2014年に続いて、全ての販売地域で2桁の成長を達成。単一国の最量販市場には、米国を抜いて中国が君臨。2015年は、前年比24%増の5万8009台を販売した。米国は、10%増の5万1756台アジア太平洋、アフリカ、中東は、合計で20%増の8万7658台。
また、欧州は前年比24%増の7万5354台と、2桁台の伸び率を維持。地元ドイツも、21%増の2万8953台と好調だった。
車種別では、新型SUVの『マカン』の人気が高く、前年に対して約8割増の8万台以上を販売。『カイエン』が7万3119台で続いた。『911』シリーズは、4%増の約3万2000台を販売する。
ポルシェ取締役会のオリバー・ブルーメ会長は、「2015年の実績は、過去数年に発売した商品の魅力と、ブランドの力を引き出した結果」とコメントしている。