路上放置のブロックにバイク衝突、運転者死亡

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10月中旬、大阪府大阪市住之江区内の府道で、路上に放置されたコンクリートブロックにバイクが衝突した事故について、大阪府警は7日、事故で負傷して入院していた男性が死亡したことを明らかにした。容疑を殺人に切り替え、捜査を続けている。

大阪府警・住之江署によると、問題の事故は2015年10月23日の午前0時ごろ発生している。大阪市住之江区北島1丁目付近の府道(片側2車線の直線区間)で、第2車線を走行していたバイクが、車道部分を塞ぐように放置されていたコンクリートブロック(直径約30cm、重さ約16kg)に衝突した。

バイクは転倒。運転していた同区内に在住する51歳の男性は頭部を強打し、意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、回復することなく7日夜に死亡している。

警察では悪質ないたずらとして捜査を行ってきたが、被害者死亡を受けて容疑を殺人に切り替え、捜査体制も強化して調べを続けることになった。引き続き、現場周辺での不審者目撃情報を中心に容疑者の特定を急ぐ方針だ。

《石田真一》

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