ドイツの高級車メーカー、アウディは10月9日、ブラジル新工場における生産を開始したと発表した。
アウディのブラジル生産拠点は、ブラジル南部のパラナ州クリティーバに位置。同工場では、まずは『A3セダン』の生産を開始。その後、SUVの『Q3』も生産車種に加わる。
10月9日、同工場から最初の生産車として、A3セダンの「1.4TFSIフレックス」がラインオフ。ブラジルで人気の高いフレックス燃料車で、11月に顧客に納車される予定。
ブラジル新工場は、アウディにとって、世界で13番目の生産拠点。南米では、初の工場となる。
アウディのベルント・マルテンス調達担当取締役は、「ブラジル市場には、大きな潜在能力がある。ブラジル工場の狙いは、長期に渡ってプレミアムセグメントにおける主導的地位を維持すること」と述べている。