トヨタ自動車は7月28日、2015年上半期(1-6月)の世界新車販売の結果を発表。GMとフォルクスワーゲングループの上半期実績も出そろい、トヨタが4年ぶりに首位の座を明け渡したことが分かった。
トヨタの発表によると、ダイハツや日野を含めたグループ全体の2015年上半期の世界新車販売は、502万2000台。上半期としては、2年連続で500万台を突破したものの、前年同期に対して、1.5%の減少。
一方、欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループ(アウディやセアト、シュコダなどを含む)が7月17日に発表した2015年上半期世界新車販売は、前年同期比0.5%減の504万台。
また、米国の自動車最大手、GMが7月23日に発表した2015年上半期世界新車販売は、480万台。
この結果、トヨタはフォルクスワーゲングループに1万8000台の差をつけられ、上半期の世界新車販売としては、4年ぶりに首位の座から陥落している。