統計局の発表(速報値)によると、2015年5月の鉱工業生産指数(IPI、2010年を100として算出=速報値)は122.4ポイントとなり、前年同期比で4.5%のアップとなった。
鉱業、製造業、電力がそれぞれ108.6ポイント、128.3ポイント、124.4ポイントとなり、それぞれ9.0%、3.2%、1.2%上昇した。
5月の製造業は、前年同月比で石油・化学・ゴム&プラスチック製品が3.8%、電 気・電子製品が4.0%、非金属鉱物製品・貴金属・組立金属製品が2.8%、それぞれ上昇したのが貢献した。
鉱業は原油が18.8%上昇、天然ガスが1.9%下降した。5月の季節調整済みのIPIは121.7ポイントとなり、前月比で1.5%のアップとなった。鉱業が 108.4 ポイントで 4.0%、製造業が127.3ポイントで0.4%それぞれアップ、電力が119.0ポイントで1.3%ダウンとなった。
1-5月のIPIは118.9ポイントとなり、前期比で5.6%上昇。鉱業、製造業、電力がそれ ぞれ8.1%、4.8%、3.2%それぞれアップした。