ヒュンダイ 初の欧州向け商用車、H350…トルコで生産開始

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ヒュンダイ H350
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韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は5月14日、トルコ工場において、新型商用車、『H350』の生産を開始した。

H350は2014年9月、ドイツで開催されたハノーバー商用車ショー14で初公開。H350は、ヒュンダイが欧州市場に向けて、初めて専用開発した新型商用車。欧州では、LCV(軽商用車)に分類され、商用車のラインナップを強化する目的で投入される新型車が、H350。

外観は、フロントバンパーと一体の六角形グリルを採用。スタイリッシュな形状のヘッドランプには、LEDデイタイムランニングライトが組み込まれる。ボディタイプは、パネルバン、乗用バス、荷台のあるトラックの3種類。柔軟性に優れる車台によって、3種類のボディタイプを作り分ける。最大積載量は1.4トンから2.5トンまで。

搭載エンジンは、2.5リットルのターボディーゼル。2種類の出力特性があり、標準仕様は最大出力150ps、最大トルク38kgm。高出力版は、最大出力170ps、最大トルク43kgmを引き出す。

今回ヒュンダイは、トルコのパートナー、カルサン社の工場でH350の量産を開始。6月からトルコを含む欧州9か国で発売され、2016年には、欧州の他の国へ販売エリアを拡大していく。

《森脇稔》

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