八千代工業は5月8日、2015年3月期(2014年4月-2015年3月)の連結決算を発表した。
それによると、売上高2156億5500万円(前年同期比-14.1%)、営業利益は78億3000万円(-16.0%)、経常利益は81億5100万円(-11.9%)、純利益は30億2200万円(+176.4%)だった。
売上高は、自動車部品および自動車組立における受注の減少などにより、14.1%の減収。それにともない営業利益、経常利益ともに2ケタの減益となった。なお純利益は、厚生年金基金代行返上益52億8900万円を特別利益として計上したことなどで、2.7倍の増益となった。
今期の業績見通しについては、売上高1500億円、営業利益94億円、税引前利益は92億円、当期利益は56億円とした。なお八千代工業は2015年3月期の有価証券報告書における連結財務諸表から、国際会計基準(IFRS)を任意適用。業績見通しはIFRSに基づくものとなる。