ホンダは6年ぶりに全面改良した『ステップワゴン』を4月24日から販売を開始すると発表した。月販目標は5000台。ホンダの峯川尚専務執行役員は4月23日に都内にある本社で開いた発表会で、事前受注がすでに5000台を超えていることを明らかにした。
峯川専務は「月販5000台に対し、事前受注でひと月分はもう超えた。まだ既納客中心の事前受注なので、もうちょっといけると思う」と話した。
今回の改良を機に自動ブレーキなど安全運転支援システム「ホンダセンシング」を採用し、全モデルにメーカーオプション設定したが、峯川専務によると「事前受注の半数くらいがホンダセンシングをお選び頂いている」という。
また新型ではエンジンが先代の2リットル自然給気から1.5リットル直噴ターボにダウンサイズされたが、峯川専務は「非常に難しいのは、日本は排気量でものすごいヒエラルキーがしっかりしているマーケットであるということ。なのでダウンサイズターボというものを、しっかりとコミュニケーションしてご理解頂くことが、まず第1段階で必要。それがないと正しくご理解されないままに、1.5リットルなのかとか、1.5リットルなのに高いといった評価になってしまうので、実際に商品をみて乗って頂くことが重要だと思っている」との考えを示した。