スズキは3月5日、ハンガリーの子会社マジャールスズキ社にて、新型SUV『ビターラ』の生産を開始した。
ビターラは、スズキが培ってきた本格四輪駆動車やクロスオーバーSUVとしての資質を受け継ぎながら、デザイン、走行性能、安全性能、環境性能など、あらゆる面で進化させた全く新しいコンパクトSUVだ。
パワーユニットは1.6リッターのガソリンおよびディーゼルエンジンを用意。軽量化による優れた燃費性能を発揮するほか、新世代4WDシステム「ALLGRIP」をはじめ、「レーダーブレーキサポート」やアダプティブクルーズコントロールなどの先進技術を採用する。
スズキは、ビターラを世界戦略車としてハンガリーをはじめ、欧州全域に供給するだけでなく欧州外にも輸出する予定で、初年度の生産台数は7万台を計画している。