JR四国、『鉄道ホビートレイン』やトロッコ列車…春の臨時列車

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0系新幹線を模したデザインで人気を集める「鉄道ホビートレイン」(JR四国提供)。春は臨時列車も運転する
  • 0系新幹線を模したデザインで人気を集める「鉄道ホビートレイン」(JR四国提供)。春は臨時列車も運転する
  • JR四国はこの春、土讃線と予土線でトロッコ列車を運転。写真は予土線の『しまんトロッコ』で使用されているトロッコ車両の車内

JR四国は春の期間(3月~6月)、人気のトロッコ列車を土讃線と予土線で運転するほか、0系新幹線風の気動車「鉄道ホビートレイン」の臨時列車を運転。大型連休期間中は、多客期には恒例となっている特急『しおかぜ』の岡山~松山間8両運転を行う。

土讃線のトロッコ列車は、琴平~大歩危間で「秘境駅」として知られる坪尻駅に停車する『絶景!秘境トロッコ』を3月21日~5月31日までの土休日に1日1往復運転。トロッコ乗車区間は坪尻~大歩危間となる。予土線窪川~宇和島間では、3月14日から5月30日までの土休日に『しまんトロッコ号』を1日1往復運転する。上りの『しまんトロッコ2号』では今回からトロッコ乗車区間を宇和島~土佐大正間に延長する。

0系新幹線を模したデザインで人気を集めている「鉄道ホビートレイン」は、臨時列車を予土線の宇和島~江川崎間で3月21日から5月31日までの週末と、5月2日~6日に1日1往復運転する。同列車の運転に伴い、宇和島~近永間では普通列車2本が運休する。

岡山~松山間を結ぶ特急『しおかぜ』は、大型連休期間で利用者の増える5月1~6日に運行する計144本について、通常行っている高松~松山・宇和島間の特急『いしづち』との併結を行わず、8両全車を岡山発着で運転する。『いしづち』は上りが宇多津~高松間、下りが高松~多度津間の運転となり、高松から松山方面、岡山方面へは乗り換えが必要となる。

このほか、3月1日から5月31日までの週末や春休み期間、大型連休期間などに、特急『うずしお』『剣山』の計225本に「ゆうゆうアンパンマンカー」を増結。4月29日には、愛媛県西予市で開かれる「宇和れんげまつり」に合わせ、会場最寄り駅の予讃線・伊予石城駅に特急列車14本が臨時停車するほか、八幡浜~卯之町間に臨時の普通列車『れんげ号』『わらぐろ号』を計4本運転する。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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