気象庁は、2015年度予算案で次期気象衛星「ひまわり」の整備に70億3400万円を計上した。
予算案では、2014年10月に打ち上げた「ひまわり8号」の運用を開始するとともに、「ひまわり9号」を製作する。
ひまわり8号は2015年度夏季から運用を開始する予定で、9号は2016年度打ち上げに向けて準備を進める。
ひまわり8号・9号では、解像度を2倍に強化するとともに、観測時間を全球10分・日本域2.5分間隔に高頻度化する。観測種別も3倍に増やす。
また、高精度のひまわり8号観測データを処理するための計算環境を整備し、台風・集中豪雨などの予測精度も向上させる。