欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは11月中旬、欧州向けの『ザ・ビートル』に新エンジンを搭載すると発表した。
新エンジンは、欧州仕様のザ・ビートルと『ザ・ビートル・カブリオレ』に採用。欧州の最新排出ガス基準、「ユーロ6」を満たすガソリン&ディーゼルとなる。
ガソリンターボの「TSI」は、最大出力が105ps、150ps、220psの3種類。ターボディーゼルの「TDI」は、最大出力が110psと150psの2種類。合計で5ユニットが、2014年末から、欧州仕様に搭載される予定。
中でも、ガソリンTSIのトップユニット、「2.0TSI」は、最大出力を従来の210psから220psへ、10ps向上。それでいて、燃費性能はおよそ13%引き上げた。
また、ターボディーゼルの「2.0TDI」の最大出力110ps仕様では、CO2排出量を112g/kmに抑えた。フォルクスワーゲンは、「欧州での税制区分は、クラスA」とアピールしている。