事故後にクルマを放置して逃走、対向車線側ではねられ死亡

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7日午後6時50分ごろ、大阪府高槻市内の名神高速道路上り線で、本線に徒歩で進入した男性に対してトラックが衝突。後続車4台も次々にはねる事故が起きた。この事故で男性は即死。警察は最初にはねたトラックを運転していた61歳の男を逮捕している。

大阪府警・高速隊によると、現場は高槻市紅茸町付近で片側3車線の直線区間。京都府向日市内に在住する33歳の男性は下り線側で軽乗用車を運転中、側壁に衝突する単独事故を起こして立ち往生。クルマを放置し、徒歩で中央分離帯を乗り越えて上り線側へ進入。直後に上り線を進行してきたトラックと、後続車4台に次々とはねられた。

男性は頭部強打で即死状態。警察は最初にはねたトラックを運転していた兵庫県尼崎市内に在住する61歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)の現行犯で逮捕している。

事故直前、「下り線で事故を起こしたクルマの運転者が上り線側へ逃げた」といった通報が寄せられていたという。警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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