成田国際空港は、2015年4月8日からの第3旅客ターミナルビル供用開始に伴って、成田空港の旅客サービス施設使用料を改訂すると発表した。
旅客サービス施設使用料は、ロビーやラウンジなど、旅客サービス施設の整備や維持管理を行うための料金で、現在は国際線の旅客から航空運賃に含めて徴収している。
今回の第3旅客ターミナルビルの供用に伴って、2015年4月8日から第1/第2旅客ターミナルビルを含めた全てのターミナルビルで、国際線・国内線ともに旅客サービス施設使用料を導入、成田空港を利用する全ての旅客が負担することになる。
第3旅客ターミナルビルの施設使用料は、国内線の大人が380円、子どもが190円、国際線・出国の大人が1020円、子どもが510円、国際線・乗り継ぎの大人が510円、子どもが250円。同ターミナルビルはLCC(格安航空会社)が入居することから、国際線、国内線ともに優遇料金としている。
なお、第1/第2旅客ターミナルビルについては、国内線の大人から440円、子どもから220円を徴収する。