中部国際空港セントレアは、訪日ムスリム(イスラム教徒)旅行者の受け入れ環境サービスを拡充すると発表した。
旅客ターミナルビルの2階到着ロビーと3階国際線制出発制限エリアに設置した礼拝室の近隣に、ウドゥーができる場所として、小浄設備を新たに設置する。ウドゥーは、アラビア語で、ムスリムの人が礼拝の前に手や口などを清めること。10月1日から供用を開始する。
また、ムスリム旅行者が安心してセントレアを利用してもらえるように、一部の飲食店で「ポークフリー・アルコールフリーメニュー」を提供しているが、これに加えて「豚・アルコール表示のサービス」を提供する。
豚・アルコールをメニュー表に表記(シール対応)し、顧客自身で判別できるようにする。10月10日から3店舗で開始し、今後、順次拡大していく。