リニア中央新幹線、三つの観点から審査…太田国交相

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太田国交相はJR東海が申請している中央新幹線の工事実施計画について、三つの観点から審査すると述べた。写真は中央新幹線の営業用車両として開発されたL0系。
  • 太田国交相はJR東海が申請している中央新幹線の工事実施計画について、三つの観点から審査すると述べた。写真は中央新幹線の営業用車両として開発されたL0系。

太田昭宏国土交通大臣は9月5日、JR東海が申請しているリニア中央新幹線の工事実施計画について「技術基準などへの適合、環境への配慮、工事費や完成予定時期という三つの観点から審査を行っている」と述べた。

太田国交相は「山岳部に長大トンネルがあること、建設残土が多数発生すること、土質の問題、環境への影響など様々な懸念があるため、しっかり審査を行うよう指示している」と審査のポイントをあげた。認可の時期については現段階では決まっていないとし、「申し上げる段階ではない」と述べるにとどめた。

JR東海は8月26日、東京都と大阪市を結ぶ中央新幹線の整備区間のうち、品川(東京都港区)~名古屋(名古屋市中村区)間285.6kmの土木構造物を中心とした施設の計画を「工事実施計画認可申請書(その1)」として国交相に提出している。

《レスポンス編集部》

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