フォルクスワーゲン ティグアン、米国でリコール15万台…燃料供給系に不具合

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フォルクスワーゲン ティグアン
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンの主力SUV、『ティグアン』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を実施する。

これは8月11日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。ティグアンについて、「フォルクスワーゲンの米国法人からリコールの届け出を受けた」と公表している。

今回のリコールは、燃料供給系統の不具合が原因。NHTSAによると、ティグアンの燃料供給システムに不具合があり、ガソリン内に気泡が発生して、エンジンが停止する可能性があるという。フォルクスワーゲンの米国法人は、「この不具合は、米国内の気温がとくに高い地域で発生」と説明する。

リコールの対象となるのは、ティグアンの2009-2014年モデル。2007年7月から2014年6月までに生産され、米国で販売された15万1389台がリコールに該当する。

フォルクスワーゲンの米国法人は、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、燃料ポンプの圧力を増すために、ソフトウェアを改修するリコール作業を行う予定。

《森脇稔》

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