ミシュラン 決算、純利益は23%の大幅増…2014年上半期

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ミシュラン・ラティチュード スポーツ 3
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フランスに本社を置くタイヤ製造大手のミシュランは8月7日、2014年上半期(1-6月)の決算を公表した。

同社の発表によると、上半期の売上高は96億7300万ユーロ(約1兆3185億円)。前年同期の101億5900万ユーロに対して、4.8%の減収となった。

また、上半期の純利益は、6億2400万ユーロ(約850億円)。前年同期の5億0700万ユーロから、23%の大幅な増益となっている。

大幅な増益となった要因のひとつが、乗用車・ライトトラックおよびトラック用タイヤへの世界的な需要が好調なこと。中国での事業も、引き続き好調だった。

「上半期を通して続いた競争の激しい環境の中で、ミシュランは業績のさらなる改善を図る目標を達成し、連結の範囲や為替レートが変わらない中で、増益を果たした」と述べるのは、ミシュランのジャン=ドミニク・スナールCEO。

さらに同CEOは、「自動車メーカーから賞賛を受けている継続的なイノベーションの流れや、責任ある意欲的な工業戦略によって、ミシュランのブランドはモビリティの最先鋭としての世界的な地位を維持している」とコメントした。

《森脇稔》

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