神戸製鋼、中国遼寧省に自動車用冷延ハイテン生産の合弁会社を設立

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神戸製鋼(WEBサイト)
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神戸製鋼と中国・鞍山鋼鉄集団公司の子会社である鞍鋼は、中国での自動車用冷延ハイテン(AHSS)の製造・販売を目的とする合弁会社「鞍鋼神鋼冷延高張力自動車鋼板有限公司」を8月1日に設立した。

新会社は、昨年10月17日に、両社で契約を締結した合弁会社で、合弁契約締結後、会社設立に向けて各種必要手続きを進めてきたが、今回、中国政府の認可を得て会社設立となった。

新会社の総投資額は17億5000万元(約289億円)、資本金は7億元(約116億円)、出資比率は神戸製鋼49%、鞍鋼51%。稼動開始は2016年初頭を予定しており、生産規模は年産60万トンとなる見込み。

新会社では、神戸製鋼の自動車用冷延ハイテンに関する世界トップレベルの技術と、鞍鋼の強固な事業基盤を融合させ、拡大が予想される中国自動車市場におけるハイテン需要を捕捉していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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