太田昭宏国土交通相は7月14日、都内で開催された自動車整備業者で組織するBSサミット事業協同組合の全国大会に登壇し、「若い人たちが現場に入って働いて頂ける環境づくりに全力を尽くす」考えを示した。
太田大臣は「パイロットを始め、建設業、車体整備業で人が大変不足をしていると連日報道されている。まさに今、日本の課題が経済を良くし、日本を再建しようという流れの中で、現場でしっかり仕事をして頂く職人さんが少なくなるということが一番の大きな課題と思っている」と指摘。
その上で「外国人を登用しようという動きもあったり、また建設業ではその一部を解禁するというような動きもあるが、何と言っても日本の中で今、頑張って下さっている若い人たちが業界に入って働いて頂ける環境をしっかりつくることが大事。その環境整備は我々の役目であるので、未来に向けて安定した持続的な業種であることを確立するために全力を尽くしたい」と述べた。