福塩線福山~府中間で開業100周年記念イベント…7月21日

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福塩線の沿線自治体で構成される同線対策協議会とJR西日本は7月1日、福山(広島県福山市)~府中(府中市)間の開業100周年を記念したイベントを実施すると発表した。記念列車の運行やスタンプラリー、記念入場券の発売などを行う。

福塩線は福山~塩町(三次市)間78.0kmを結ぶJR西日本の鉄道路線。1914年7月21日、両備福山(現在の福山)~府中町(現在の府中)間が両備軽便鉄道(後の両備鉄道)として開業し、後に国有化と延伸などを経て1938年7月28日に全通した。

福山~府中間の開業から100周年を迎える7月21日は、11時から15時まで府中駅南側広場などで記念イベントを実施。ミニ新幹線の運行や乗務員訓練用シミュレーター操縦体験会などを行う。また、福山9時38分発~府中10時20分着の列車を開業100周年記念列車として運行。記念ヘッドマークを掲出し、車内では小学生を対象とした絵画コンテストの優秀作品の展示、記念乗車証や記念品の配布を行う。

「福塩線開業100周年記念入場券」は福山・神辺・万能倉・駅家・府中5駅の入場券と台紙をセットにしたもので、発売額は1セット700円。7月21日9時から8月31日まで福山・神辺・駅家・府中各駅で発売するが、発売枚数は合計1000枚で、売切次第発売を終了する。

《草町義和》

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